四国遍路とは、弘法大師「空海」が開いた信仰の道場である四国八十八か所霊場を巡礼する旅のことを言います。
平安時代は修験者の修行の道としてお弟子さんや行者がお大師様の修行した場所で同じように修行したのが、次第に庶民に広まっていきました。江戸時代には熊野詣、善光寺参りなどと共に流行したようです。
現代は、従来の信仰に基づくものだけでなく、自分探しや癒しを目的とした巡礼者も増えています。そして、乗り物を用い、旅館に宿泊する巡礼者が登場し、四国遍路は「モダン遍路」と呼ばれる観光とみなされ始めました。
形にばかりとらわれることなく「心の在り方(祈りの心)」を忘れずに、1歳1カ月の幼児を連れてレンタカーでの「モダン遍路」を楽しんでまいりました。
平成23年8月27日(土) 晴れ
其の壱 平成23年8月28日(日) 晴れ
第一番札所:霊山寺
阿波の国(徳島)は発心の道場と呼ばれています。
輝く日の光が、私たちの前途を照らしてくれているように思えて幸せな気持ちになります。
いざ、出発!
第二番札所:極楽寺
44段の階段を登ったところに本堂があります。
樹齢1100年以上の「長命杉」が見所です。
写真は「仏足石」。
第三番札所:金泉寺
覗き込み自分の影がはっきり見えれば長寿、ぼやけていると短命という言い伝えのある「黄金の井戸」と「弁慶の力石」が見所です。
カフェレスト・クローバーにて昼食。
3番と4番札所の間に位置しているのでアクセスが良いで
す。
第四番札所:大日寺
見所は「33体の観音像」と「大山木」。
第五番札所:地蔵寺
「大銀杏」が見事です。
お寺のすぐ横が駐車場で、そこで売っているアイスキャンディは昔ながらの風情があり、暑い徳島の夏には最高です♥
第六番札所:安楽寺
温泉山が山号だけあって、本堂の前に「金の温泉」「銀の温泉」が設置されており、コンコンと水が湧き出ています。
子どもにとって暑い日の恰好の水遊び場になってしまいました(^^;)
年齢分の棒を握って、般若心経を唱えながら周囲を回ると
願い事が叶うという「願い棒修行の大師像」が見所です。
第七番札所:十楽寺
仁王門を抜け、坂道を登った所に本堂があります。
仁王門のすぐ脇に広い駐車場があり、観光バスで立ち寄る霊場になっているようです。たまたま観光バスのお客さん達と遭遇しましたが、正式装束スタイルの先達さんに合わせての読経や参拝風景は圧巻です。
お寺での巡拝手順や読経など初めてのことだらけに加え、小さい子ども連れのお遍路ですので時間が読めず、ゆっくりとした時間配分の予定を立てていましたが、意外とすんなり巡拝できました。
本日の宿泊先:御所温泉ホテル
其の弐 平成23年8月29日(月) 晴れ
第八番:熊谷寺
本堂は長い坂や階段を登った所にありますが、美しいロケーションを楽しめます。
見所は「山門」と「多宝塔」。
第九番札所:法輪寺
八十八か所唯一と言われる珍しい寝姿の仏像(涅槃釈迦如来像)が祀られています。
健脚祈願にご利益があり、健脚祈願の願をかけたわらじが
売られています。
うどん亭八幡にて昼食。
次の10番札所へのアクセスが良いです。
第十番札所:切幡寺
山門から境内までの距離は遠く、坂道と333段の階段を登った所に本堂がありますが、本堂のある境内の近くまで車で乗り入れることも出来ます。
私と息子は一応「お遍路さん」ですので、お寺間の移動に車を利用してはいますが、仁王門をくぐり、本堂のある境内まではどんなに大変な坂や何段も続く階段だろうと歩くことに決めています。
もちろん、参拝後も仁王門まで必ず戻っています。
足腰が鍛えられて丈夫になりそう♪
本日の宿泊先:セントラルホテル鴨島
其の参 平成23年8月30日(火) 晴れ
第十一番札所:藤井寺
8本の手を持つ白龍弁財天を祀ったお堂は金運、武術・芸事の上達にご利益があるとか。
見所である藤棚は、弘法大師お手植と言われています。
藤の花の見頃は4月下旬~GW頃。藤の花が見事に咲くと
幻想的な美しさを醸し出すそうです。
第十二番札所:焼山寺
歩きお遍路の昔から「一に焼山、二にお鶴、三に太龍」と言われているほど、ここは遍路道の中で一番の難所です。
駐車場からも仁王門まで徒歩20分ほどかかりますが、
駐車場から境内へと続く参道には菩薩像や如来像などが
奉納されており、像を眺めながら楽しく歩くことが出来
ます。
仁王門からはゆるやかな登り坂や階段を登って、やっと本堂にたどり着きます。独特の山の霊気と静寂さが漂い、苦労して来たかいがあると思える場所です。
焼山寺の年中行事のひとつ「おこもり法要」が本日開催されるとの事。
今日このお寺に参拝に来たのも何かの縁、せっかくのこの機会に先祖供養を祈願して献灯させて頂きました。
番外編:雨乞の滝
徳島県の3大名滝のひとつと言われている「雨乞いの滝」に行ってきました。
駐車場に車を止めて、急な坂道を登ること30分。
(距離にして約800mだそうです)
見ごたえのある素晴らしく美しい滝です。
体力のある息子も「『膝が笑う』ってこういうことか」と
しみじみ語っていました。
私はと言うと…まったく平気だったというわけではありませんが、7キロちょっとの幼子を抱えて歩き切ったので、
「これなら『歩きお遍路』に挑戦できるかも…」と思っています。(*^^)v
本日の宿泊先:神山温泉/ホテル四季の里&いやしの湯
其の肆 平成23年8月31日(水) 晴れのち雨
第十三番札所:大日寺
とてもコンパクトな境内。
色鮮やかな青い衣を着て蓮を持ち、合掌した両手の中におさまっている「しあわせ観音」。
第十四札所:常楽寺
流水岩の庭園のような境内は地面がゴツゴツしていてとても歩き
づらいですが、自然が生み出した美しさには思わず見とれてしま
います。
「あららぎの霊木」はさすると延命や病が治ると言われています。
第十五番札所:国分寺
安土桃山時代を代表する石組庭園は現在、国によって調査・修復作業が進められています。
とば作にて昼食。
第十六番札所:観音寺
商店や民家が立ち並ぶ中にあり境内はこじんまりとしていますが、落ち着いた穏やかな雰囲気が漂います。
その昔、激しい雷に打たれても倒れなかったという
「モチの木」は今も健在です。
第十七番札所:井戸寺
覗き込んで自分の姿が映れば無病息災。もし映らなければ
3年以内に不幸になると言われている「面影の井戸」があります。
今日の予定では巡礼はここまででしたが、台風12号が四国に接近中のため、これから先のことを考えて、あと少し巡礼を続けることにしました。
第十八番札所:恩山寺
元々、女人禁制のこのお寺に弘法大師のお母さんが訪ねてきた時、お大師様が7日間滝修行をし女人解禁の秘法を修め、親子の対面を果たしたと言われています。この時お大師様が修行をした場所に、お大師様自らが植えたとされる「びらん樹」があります。
第十九番札所:立江寺
きれいに手入れされた庭園と、そこの住職の子どもとその友たちがかくれんぼをして遊んでいる様子が何とも心を和ませてくれました。
お遍路をしていると、同じルートで同じように巡るので何度か顔を合わせる人たちがいます。ご高齢のお母さんと50歳代くらいの息子さんの親子連れと、今日1日幾度とな
く顔を合わせお馴染みさんになりました。
お二人は長野県から自家用車でいらしたとの事。私たちと同じように今日は17番までの予定でしたが、台風の影響で明日からの天気が不安ということもあって19番までお参りしたそうです。そして今日はこのお寺の宿坊に泊まるとの事。
「お母様に付き添われご一緒にお遍路をしていらして、
とても親孝行ですね。」という私の言葉に応えて、「まだ10代と若いのにお母さんに
付き合ってお遍路しているお宅の息子さんも親孝行ですね。」
なるほど、言われてみれば…✻
今日の宿泊先:センチュリープラザホテル
其の伍 平成23年9月1日(木) 曇りのちところにより豪雨
第二十番札所:鶴林寺
本堂の前に立っている左右一対の「鶴の像」と、ご本尊が
白鶴に守られて降臨されたといわれている「杉の木」が
見所です。
番外編:氷柱観音
道路脇から階段を上がると、ツララのような鍾乳石が深い地中に向かって垂れ下がっています。ほこらもあり、その中には長い年月をかけて作られた自然のままの鍾乳石の観音像が祀られています。
第二十一番札所:太龍寺
阿波三大難所のひとつですが、現在はロープウェイがあるためアクセスしやすくなっています。ロープウェイは
00分、20分、40分と20分おきに運行しています。
今年7月の台風6号により、樹齢400年の杉の木の先端が15m程折れて本堂の屋根を突き破ったそうで、現在本堂は改修工事中のため、本堂より離れた位置に特設された場所
から本堂を拝むようにして参拝する形になっていました。
胸に深く残った石碑に刻まれた言葉を抜粋します。
『いのちのいずみ』
あなたはお大師様に手を合わす資格があるか
エー資格とはなんですか
目に見えぬお大師様に手を合わすには
目に見える家庭を愛し、大地に生きるすべてを愛してこそ
目に見えぬお大師様に手を合わす資格が得られるのだ
第二十二番札所:平等寺
本堂へと続いている男坂と女坂があり、それぞれの厄年の数の段数になっています。
どんな日照りにも枯れることがなく、あらゆる病に効くと言われている「弘法の霊水」は容器に入れて持ち帰ることができます。
第二十三番札所:薬王寺
女厄坂(33段)、男厄坂(42段)、還暦厄坂(61段)と3つの厄坂(計136段)あり、この石段を上がるときに、自分の数え歳の年齢と同じ数分1段ごとにお賽銭を置きながら上がっていくと厄払いになると言われています。
お正月や2月の初会式には石段が見えないほどお賽銭で埋め尽くされるそうです。
駐車場横のお店では1円玉への両替もしてくれています。
今まで激しく降っていた雨が不思議とこの時は止んだので、濡れることなく4人で小銭を手に石段を上ることができました。
空の神様ありがとう♥ いや、仏さまのご加護かな?!
番外編:御厨人窟(みくろど)
土佐の国(高知)は修行の道場と呼ばれています。
波の浸食により出来た2つの洞窟があり、約1200年前に弘法大師がここで寝起きし修行を行い、悟りを開いたと言われています。
洞窟の中から眺めた空と海の風景に感銘を受けて「空海」と名付けたとされています。
台風12号直撃の室戸岬は空も海も荒れて生憎の様ですが、厳かな
感じがします。
本日の宿泊先:ホテル明星 天気・台風の状況と私たちの状態によってスケジュールが
変更し先が読めないため、毎晩パソコンと睨めっこをしな
がら 主人が宿の手配をしてくれています。
2転3転しながらここに宿泊することに決まりました。
其の陸 平成23年9月2日(金) 豪雨
第二十四番札所:最御崎寺
叩くと鐘のような音がする「鐘石」。
この音は極楽浄土まで届くとされています。石の上に叩くための小石が置かれていますが、長年多くの人が叩いたせいか、その部分がくぼんでいます。
第二十五番札所:津照寺
台風による強風のため125段の階段上の本堂は閉鎖していました。 残念 (;_;)
第二十六番札所:金剛頂寺
炊いたお米が万倍にも増え、飢えた人を救ったという伝説をもつ「万倍の釜」と「ガン封じの椿」が見所ですが…私的には弘法大師像も見所だと思います。
お寺によって年齢その他様々な弘法大師像が祀られていますが、
この弘法大師像は自他共に認めるほど我が息子にそっくり!!
第二十七番札所:神峯寺
境内の景観の美しさでは四国霊場でも有数と言われていますが、台風のため倒木の危険があるので庭園に立ち入ることは出来ませんでしたが、回り道をして本堂へは行くことが出来ました。
鐘楼の後ろから湧き出る水「石清水」は、病気平癒に霊験あらたかとされています。
大山茶屋にて昼食。
本日の宿泊先:夢の温泉 天気・台風の状況と私たちの状態によってスケジュールが
変更し先が読めないため、毎晩パソコンと睨めっこをしな
がら主人が宿の手配をしてくれています。
2転3転しながらここに宿泊することに決まりました。
其の柒 平成23年9月3日(土) 雨のち曇り
第二十八番札所:大日寺
本堂から山道を少し進んだ所にある奥の院に、クスノキの霊木に弘法大師が爪で掘ったとされる薬師如来が祀られています。これは首から上の病気にご利益があるとされています。
第二十九番札所:国分寺
禁酒の効果があるとされる「酒断ち地蔵」が祀られています。
境内から仁王門を通して見た風景がとても素敵です。
天気の良い日は尚更でしょう。
第三十番札所:善楽寺
30番札所は以前は「遍路迷わせの札所」と言われていたそうです。
その理由は、
昔は日本固有の考え方である神仏習合によってお寺と神社が共存しているのも珍しくなく、土佐神社の別当寺として善楽寺と神宮寺がありました。しかし、明治になり神仏分離のあおりを受け、2つのお寺とも廃寺となったそうです。そのためもともと30番札所だった神宮寺の代わりに仮の措置として安楽寺が30番札所の代行をしていました。ところが昭和4年に善楽寺が再興したため、善楽寺と安楽寺の2か所で30番の納経を行っていました。
平成6年に善楽寺を第30番札所、奥の院を安楽寺と定め騒動がおさまったそうです。
番外編:ひろめ市場
土佐藩家老の屋敷跡付近にあり、その屋敷が「弘人屋敷(ひろめやしき)」と呼ばれていたことから名づけられたそうです。
鮮魚店や精肉店、雑貨・洋服屋、飲食店などいろいろなお店が集まっています。市場内のいたる所にテーブルと椅子があり、各自それぞれ好きなものを好きなお店で買ってき
て持ち寄って食べることができます。
もちろん、お土産用の配送なども可能です。市場というだけあって、活気溢れています。
番外編:JR高知駅
JR高知駅南口すぐには志国高知龍馬ふるさと博の「とさてらす」が、コンコースの東側には「キヨスク高知銘品館」などがあります。あんぱんまんの生みの親であるやなせたかしさんが高知県出身ということもありあんぱんまんコーナーもあり、子どもは大喜びでした。
本日の宿泊先:吉萬
平成23年9月4日(日) 晴れ
日曜日の朝、日曜市に出かけました。まだ9時だというのに日差しが暑い!!
後で聞いた話では高知の人は日に「焼ける」ではなく
「焦げる」と言うそうです。まさに、焦げる!
今日は娘夫婦が東京からやってくるので、お遍路さんは
小休止。
これから高知空港に迎えに行き、「のいち動物園」「龍河洞」と行く予定です。
第三十一番札所:竹林寺
納経所は17時には閉まってしまいますが、17時を過ぎても参拝をすることは可能です。
せっかくなので、皆で竹林寺にお参りに来ました。
ひとつだけ願いを叶えてくれる「一言地蔵」に皆は一体
どんなことをお願いしたのでしょう。
本日の宿泊先:吉萬
其の捌 平成23年9月5日(月) 晴れ
第三十一番札所:竹林寺
昨日出来なかったお灯明、線香、読経を行うために早起きして
息子と2人で竹林寺にやって来ました。
見所は「総檜造りの五重塔」。
宿に戻って皆と一緒に朝食をとり、今日は「桂浜」「桂浜水族館」「高知城」を観光する予定です。
東京に戻る娘家族を高知空港まで送り、娘夫婦に子どもを返し、私たちも親子3人の旅となりました。
其の玖 平成23年9月6日(火) 晴れ
第三十三番札所:雪けい寺
四国霊場にふたつだけある禅寺のうちのひとつ。眼病平癒のお寺として有名です。
境内で売っていた「雨よけみかん」をお土産に買いました。小ぶりですが、とっても甘くておいしいです♥
第三十四番札所:種間寺
安産の薬師さんと言われ、安産のご利益があるとされています。
安産(=通りをよくする)という意味から底を抜いたひしゃくが
たくさん奉納されています。
第三十五番札所:清滝寺
本堂まで激しい傾斜の石段を上ります。
境内を利用した駐車場があるので、石段を使わずに本堂
までたどり着くことも出来ます。
境内に着くとまず目につくのが、高さ15mもある大きな
薬師如来像です。
これは「厄除けの薬師如来像」。
ご真言を唱えながらこの像の胎内くぐりをすれば、厄除けにご利益があるそうです。
大人ひとりがやっと通れるくらいの狭い階段が108段。暗い中を手さぐりで進んでいきます。
温泉場や様々な所で初対面の人とすぐに打ち解ける息子。
今も、参拝に来ていた地元の人と何やらお喋り。
何と!太陽の位置によって如来像の肉けい珠が輝いて見える位置があるとの事。
ガイドブックにも載っていない情報を教えてもらい、息子が撮った写真です。
✻肉けい珠とは、肉けい部と頭の境目正面に入れられる玉のことです。一般的には水晶が埋め込まれ、智恵が体から発する光として表現されています✻
ちなみに仏像の額にある突起物は、左巻きになっている4.5mの1本の長い毛で、これを白ごうと言います。これも一般的には水晶を用います。仏の慈悲の光が全世界へと届き、悩みや苦しみにあえぐ人を見えないところまで見抜くことのできる仏の力を表わしています。
国民宿舎土佐にて昼食。
第三十六番札所:青龍寺 ~奥の院(独鈷山不動堂)~
✻奥の院とは、寺院または神社の奥にあって、ゆかりの深い秘仏
や祖師開山を安置する場所や堂舎のことを言います。寺院など
のなかでもっとも神聖な区域とされ、本堂から離れた後方の山
上や岩窟内に設けられています✻
弘法大師は遣唐使として唐に渡り、長安の青龍寺で恵果和尚に師事し真言密教の奥義を授かりました。帰国の際、有緑の地に至るように祈願して独鈷杵を東の空に向かって投げました。
帰国後この地を巡っていたお大師様は、独鈷杵がこの山頂の松の木にあると感得し、不動明王を刻んでお祀りされたました。
それが青龍寺奥の院です。
聖地と言われているのに相応しい所です。裸足で参拝するしきたりとなっています。
平成23年9月7日(水) 晴れ
JAL1486便(11:30高知→12:45羽田)
荷物の引換証の数字にビックリ!!
数秘学的解釈では
9は完成へ向けてすべてを結実させる「完結」を表します。そして次の始まりの準備・橋渡し、変化変容して止まない働きや再生力を表します。すべての宇宙における完全なる調和や宇宙的な力を象徴し、エニアグラムや仏教での曼荼羅を表し、人間や宇宙の真理、神聖な数字、魔力のある数字とされています。
0(10)はすべてを含む「完全」を表します。それらを一つにまとめ安定させていく完全なる力を意味するため、神や王国と結びついてきました。また、仏教での無や空を表し、物事の完全なる姿や、あらゆるもの・すべてのものを意味するため、神の栄光や神の力の象徴といわれています。
エンジェル的数秘学では、9は「Light Worker」 0は「God」を表します。
お遍路的に言うならば、9は高僧、0は如来・菩薩といったところでしょうか。
さて、お遍路の旅、次回はいつになるのでしょうか。
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